builderscon tokyo 2019に参加して、小学生の時見学したスーパーカミオカンデのセッションを聞いて無闇に感動してしまった

これはbuilderscon tokyo 2019の感想エントリの名を借りた自身の思い出感情吐露エントリです。

builderscon tokyo 2019に参加しました。今回が初参加だったのですが、テーマの「知らなかった、を聞く」の名の通り普段業務やちょっと興味がある程度の関心では知ることのなかった領域の話を聞けてとても刺激的だった。

builderscon.io

自分は特にyhayatoさんの「スーパーカミオカンデの開発と運用」が面白いと感じて、スーパーカミオカンデで観測したデータを集計する際の気にする数値のオーダーが全然違ったり、ケーブルの長さが異なると伝送にかかる時間が変わってくるので長さを全部揃えたり、普通に使われるネットワークスイッチが自分達のユースケースにマッチするものが無くものを検討したりだとか、普段触れるものとのスケールの違いを感じさせる発表でとても面白かった。

この発表ただ面白い以上に嬉しいの感情があり、実は14年前の小学5年生だった時にスーパーカミオカンデの見学に行く機会があって、まさにあの光電子増倍管の並ぶ水タンクの上を見学した経験があった。 当時の感想は中やたら寒いなとか、この下にあのランプが並ぶ水槽があるの?へー(ポカーン)だったり、宇宙関係の実験施設でとにかく中々見学出来る機会の無い場所ですごいらしい程度の感想しか無かったけど、それから年月が経ってWebエンジニアの職に就いてビルコンのセッションで再会して、技術者目線の感想が出たり面白さを感じること出来たのが良かったしすごく嬉しかった。

当時も小学生なりに宇宙すごいみたいなスケールの大きさを感じていたと思うけれど、今は具体的に観測したデータをどう処理するのかといった話を聞いて普段触れるものとの違いを感じている。これは自分の関心の領域が変わってきたことと、それを理解できているんだなってことに気がついて、自身の年月の経過を感じて無闇に感情的になってしまった。

小・中となんとなく理科楽しいとやってきて、高校の時にコンピュータに出会い大学で情報系、現在Webエンジニアと来たけど、まさかここで小学生の時の理科体験の1つと再会するの中々感動的だなと思う。


全ての体験が良くて、10数年前に見学に行った施設の話をビルコンみたいな場で再会したことや、目線が理科好き少年から技術者になったことや、もちろんトークが素人でもわかりやすくエンジニアも楽しめるものになってて最高だったのも良くて、全部最高だった。 今年のゲストスピーカーは僕にとってすごく嬉しいのチョイスでした。運営の皆様本当にありがとうございます。


最初の繰り返しになるけど builderscon 初めて参加して、普段触れることが無さそうな話に触れられるのめっちゃいいなと思っていて、こういうカンファレンスにどんどん参加したいと思ったし、機会があれば自分も話してみたいなと思った。

運営の皆様本当にありがとうございました!!!