お部屋のCO2濃度監視始めました

以前から自室で作業していると急に眠くなったり考えるのが面倒になってしまい, 昼寝をしてしまうことが多くあった. こういう性分なので仕方がない, 部屋で作業するときは休み休みやるしかないとずっと思っていたところ, どうやら室内のCO2濃度と集中は関係しているらしいということを知った.

チームラボオフィスの空気環境(CO2)を測定して改善している話:tks(高須 正和)のブロマガ - ブロマガ

オフィスでは NETATMO を使ってCO2計測をしており, 確かに値が高くなるとぼーっとし始めるなと思ったので自室でも計測してみることにした.

計測してみる

やったのは以下の記事と全く同じことで, CO2-miniの計測器から値取り, Raspberry Pi経由で Mackerel に投げるという流れ.

CO2モニタリングのためにセンサーをHackした話 - kurainの壺 Raspberry Pi + CO2 mini で CO2 濃度を計測する – どうのこうの

ソースコードは以下. kurainさんのライブラリはパッと動かなかったので, Pythonのモジュールの方を利用した. ソースコードはサンプルコードほぼそのままで以下. gist.github.com

監視は Mackerel を使ったので, 簡単に Slack にアラートを投げれて便利.

Image from Gyazo

こちらは Slack にアラートが来て窓を開ける様子.

Image from Gyazo

おわりに

計測してみたら自室は窓や扉を閉じた状態だとグングンとほぼ線形に濃度が上昇していっている状況だというのがわかった. 最大値は観測できてないけど1800ppm以上は観測してるから2000前後にはなりそうで, どの道快適とは言えなさそう.

何年も前から部屋ではすぐ眠くなって集中できないものと思い込んでいたけれど, 実は閉め切った部屋のCO2濃度が高いせいかもしれないとわかった. 今のところ集中できているかは客観的には見れてないけれど, 少なくとも眠くなる状態は窓を開けることで改善できそうに思う.

完全に思い込みで思考停止していたのを, 計測してみて初めて現状を理解することができた. 近所の家の声が聞こえる, 逆に漏れる. タバコの煙が時々入ってくるなんかの問題があって常時開けることは難しいけれど, 開けるべきタイミングを計れるようになったのは大きい改善だった. エンジニアの格言「推測するな, 計測しろ」を実践できて良い休日を過せた.